『冷え性』の施術
寒さが厳しくなってきましたが冷え性の方には厳しい季節がやってきました。今年は暖かい冬を過ごしていたので春に入って、厳しい寒さに見舞われましたのでしもやけを起こす方や皮膚のひび割れが急に起こる方が多いようです。
そんな時にどう対処するのかをお伝えしていきます。
『34歳 女性 会社員』
の方でお体の状態としては
全身に寒気を感じ、手足の先が特に冷たい、足の5本の指が赤くなりしもやけがきつくてかゆみが我慢できない、手の第1指の先がひび割れてパックリと割れている
というご相談でした。
ご症状を五行分類してみますと
全身に寒気を感じる ⇒ 肺金大腸
手足の先が特に冷たい ⇒ 肺金大腸
足のしもやけ ⇒ 肝木胆
手の第1指 ⇒ 肺金大腸
となります。
皮膚の問題と血液循環が悪いことがポイントになりそうです。
証;肺虚肝実
取穴;太淵、太白、大衝、陽陵泉、足三里、曲池
肺金を補い、肝に入った邪を追い出すことで筋肉の動きを助けるというのが理由です。
冷え性の施術は養生が必須になります。陰性食品を控えていただきながら少し、根気よく施術を続けていただくことで解消されるというようなご説明をしっかりとしたうえで取り組んでいきましょう。
養生が出来れば再発もしないことが多い症状ですのでやりがいはあると思います。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。