不定愁訴

春先の体調不良

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『春先の体調不良』の施術

今年は温かい冬のせいか?花粉症の症状がすでに表れる方が多くみられます。アレルギーなどの自覚がある方はまだ、いいのですが『何かわからないけど、しんどい・だるくてたまらない』という方も少なくありません。

春は『代謝が上がることが必須の季節』です。お解りとは思いますが代謝とは『(老廃物を)出して・(栄養を)入れる』ということです。

春先の体調問題ではこの『(老廃物を)出す』というはじめの取っ掛かりができない方が原因になります。

施術をするうえで頭に入れておかないといけないことはこの『出す』ことが出来ないことが問題になるということです。

食べたものを消化して、栄養素を取り入れて、分解して、老廃物を体外に出すという工程がスムーズに行えるようにすることが1年の始まりである『春』に確立することです。

以上のことを踏まえた上で春の体調不良のご依頼には対応していきましょう。

今回は52歳 女性 主婦の方で『めまいと足がたまらなくだるい』という方からご相談をいただきました。

2月に入ったころからふらつき出し、むくみがきつくなってきた。そして、ふらつきが酷くなり、耳鼻科や心療内科を受診し、服薬するもあまり、効果なくどうしていいかわからないということでした。

脈状は『沈・数・実』 証は『肺虚肝実』

分析すると風寒の邪に入られて、筋の緊張が起こり、水分代謝が更に悪化して、耳のリンパの流れが妨げられて、めまいが起こったと考えられます。

3日間続けて、ご来院いただき、めまいは消失。

現在はむくみに対する施術を週1回程度の頻度で行うように提案したところです。

最後までご覧いただきましてありがとうございました。

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