『食あたり』の施術②
土用が過ぎ、立秋が訪れた昨今ですが久しぶりに『食中り』でフラフラのご婦人からご連絡をいただきまして、施術させていただいたのでご紹介させていただきます。
昨夜にお寿司を食べた後から吐き下しが続いているとのことでした。一緒に食べた娘さんは何も起こっていないらしく、集団的ではないようです。また、何が悪かったのかも特定は出来ていない状況です。
世の中やウイルス騒動の最中ですので病院に相談しても拒否られたとのことでした。
脈は沈、遅、実
で、中々、感じにくい脈状でした。
食中毒の鑑別として、裏内庭の圧痛を確認します。今回は右の内庭を圧するとギャーと声を挙げられましたのでそのまま施術を続けました。
証;脾虚肝実
取穴;大都、大陵、行間、足三里、温瘤
※圧痛を中心に取りました。
最後に裏内庭に30荘くらいの糸状灸を据えました。ちなみに荘数は熱さがなくなるまで、もしくは熱く感じるまでが目安です。
では、以上になります。最後までご覧いただきまして
ありがとうございました。