『打撲』の施術
こんにちは今日から使える東洋医学の岡田です。
肩こりや慢性腰痛の施術にお見えになっている患者さんが転倒などでケガをされて、打撲や捻挫のケガを負われることは少なくありませんよね。
そんな時にどのように対処するべきかをお伝えしておきたいと思います。
通常の打撲の場合には皮膚に内出血や発赤が見られますよね。その腫脹が尋常ではない場合は骨折を疑う必要がありますので医療機関での検査をおススメする必要があります。
今回はそれ以外の方への施術についてお伝えしていきますね。
打撲等の腫脹の特徴としては
『受傷部分を腫脹の頂点にして、周辺にいくに従って、腫れが広がっていく状態』
が通常です。
それに対してどのような対応をするかと言いますと
腫れの周辺を補うことからはじめていきます。
中心に腫れを集めるようなイメージで大丈夫です。
そして、最後に腫れの頂点から瀉法を取るのです。
そうすると次の日に腫れが思いのほか、引いていることが多く見られます。
ちなみに打撲や捻挫の受傷直後の証は『肝虚』が主体になります。
打撲や捻挫も体は外邪として、扱います。
何かの攻撃に対してはまず、将軍である肝が台頭してくることも覚えておくといいですね。
知っているとすぐに対応できる豆知識ですので是非、覚えておいてください。