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右肩の夜間痛

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『右肩の疼きを伴う痛み』の施術

梅雨入りを控えて『湿邪』による影響が体に出る季節を迎えています。湿邪は関節痛を引き起こすことは一般の方でも周知されている事実です。

例えば、『雨の前は膝が痛む・頭痛がする』など体に色々な苦痛を与えてくれる湿邪の攻略法は治療家にとっては必須のアイテムかも知れません。

今回は『右肩の疼きを伴う痛み』についてお伝えいたします。

最初にお伝えしておきたいことは『湿』は他の邪とすぐに仲良くなるという事実です。

例えば、今の時期ですと『暑邪』と結びつきやすくなります。一方、真冬の雪国などでは『寒』と結びついて、様々な疾患をもたらします。

結びつくだけならいいのですが湿邪はしぶといので追い払うのに大変なエネルギーが必要になります。

夏風邪が長引くのはそのためです。

今回、お伝えする『肩』には『肺の様子』が表れます。

肺は呼吸そのものですが大腸の様子も肩には表れます。どちらも『金の性質』を有し、表裏の関係にあるからです。

どこに疼きを感じるかで肺なのか大腸なのかを見極める必要があります。簡単には肩上部なら大腸、脇の内側なら肺と覚えておくといいでしょう。

後は脈状等で裏付けしていけばいいと思います。

今回の患者さんは持病に糖尿病をお持ちの方で自粛生活で体重増になり、ここ数日方が疼いて眠れないということでした。

疼く場所は肩上部ですので大腸経を中心に考えることになります。

経絡治療で進めるなら証は『腎虚』でいいでしょう。

今回は横になれないくらい痛むということですので子午関係を考えましたがやはり、『腎』を中心に考えることとなりました。

こういう場合には鎖骨下の兪腑穴に圧痛がありますのでそれを患者さんと共に確認します。動作痛がある場合にはそれも確認しておきます。

取穴は『水泉』を使います。

ここを陰と陽を整えるように抜き差しすることで肩から熱が取れるような感じを与えられたら大丈夫です。

こんな施術方法も覚えておくと幅が広がりますので是非、お試しください。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

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